コスコジはあらゆることがこの12年で変わりました。商品や売場、外装や内装、レターや仕組み、そしてシステムやスタッフまでも。
12年前の面影はもうありません。
でも唯一変わっていない、いや、変えなかったのは「人間関係を大切にした商売をする」という姿勢だと思います。なぜなら僕はそれがやりたくて独立したんです。死ぬほど怖かったけどその一心でコスコジを作った。
だから事業を続けていくためにそれを捨てないといけないというなら僕は潔く事業を終わりにします。そして自ら作った借金は一生かけて返済します。
無責任だと言われようが、やりたくない事を、そして情熱を傾けられない事を続けたくはありません。
絶対に僕は自分のお店チェーン店のようにはしたくないのです。人間関係を大切にした商売こそが、スタッフやお客さんをはじめ関わる人、関わってくださる人を幸せにする商売だと僕は信じて疑いません。
「馴染みの店がある」。それは「親友がいる」と同じぐらい、人生を豊かすると僕は思うのです。
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